人気ブログランキング |

母の味

お昼の営業が終わり片付けているとオットリーナがschiacciata alla fiorentinaを焼くという。オレンジの果汁とこすった皮をいれたホットケーキのようなお菓子。ドルチェを担当しているのは孫娘なのですがこれとビスコッティだけはオットリーナが作ります。一緒に手伝っていると、これは息子が好きなんだよね、って言ってました。息子や旦那さんのために作るときの気持ちのまま仕事してるんですね。料理は愛情というのがしみじみ伝わります。料理を始めたころ、この意味がまったくわかりませんでした。愛情をいれたらおいしくなる。。どいうことなんだろう??料理をつくれるようになるともっとおいしくしたいという気持ちで、ただ、毎日仕事におわれているとなかなかそういう気持ちがうすれてくるんですが、オットリーナはいつでも愛情をもって仕事しているのがわかります。だから朝の仕込から始終オットリーナの声がクチーナ中に響いています。焼きあがりはオットリーナが目でみて判断します。そして切り分けてくれました。おいしっ。自分の母もよくいろんなごはんを作ってくれました。スペアリブやピザ、パエリア、いものこ汁、タルトやサクラモチ、ほかにもいろいろ、そして毎日のお弁当。懐かしい。特に毎日のお弁当つくりは大変だったと思うんですが、というか本人がそういってましたが、どれもおいしかったです。あまり残した記憶がなかったような。。きっと空の弁当箱をみるとよしよし、明日はどうしよう?て思ってたんだろうな。当時の僕はなにも考えずに食べていましたが、もちろんそこにも母の味がありました。そうたもそのこちゃんの愛情料理でスクスクと育ってほしい、そしてその母の味に感謝する日がくることをねがっています。
f0226179_746764.jpg

by slowfoodist2010 | 2010-04-10 07:46